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アイマスSS「約束スパイラル」 その2

すいません、遅くなってしまいましたアイマスのSSです。

・本作品は「アイドルマスター」の二次創作作品です。
・原作とは異なる設定です。
・登場人物の性格に若干の齟齬が生まれているかもです。
・原作の数年後の千早が20才の誕生日の時のお話です。

以上のことに嫌悪感などの不快な感情を抱かない方は、追記から本文をどうぞ。
「ええっ!?千早ちゃん、誕生日にプロデューサーさんとデートするの!!?」

日頃のレッスンの賜物か、なかなか大きな声で私と同じ765プロのアイドルである----天海春香はそういった。
だが、その「デート」という単語を聞いた瞬間、カッと顔が熱くなる。

「そっ、そんな春香・・・。デートだなんてそんな大袈裟なことじゃないわ。」
「いやいや!、絶対デートだよそれ千早ちゃん!!」
「千早、プロデューサーとデートするの!?」


春香は興奮冷めぬといった感じで捲し立てるせいで、シャワールームからタオルで髪を拭きながら出てきた真にも知られてしまったではないか。
私は思わずこめかみを押さえてため息をつきたくなった。

(明日にはもうみんなに広まってしまっているでしょうね・・・。)

普段は別々に活動している765プロのアイドルなのだが、時々「互いに切磋琢磨する」という社長の意向で、複数のアイドルで合同レッスン行うことがある。
今回は比較的ダンスが苦手な私、ダンスが苦手な春香、ダンスが765プロで一番上手い真の3人で合同レッスンだった。
私と春香はダンスの上手い真の足を引っ張ってしまわないか不安だったが、今回は真はほとんどプロデューサーと一緒教える側に回っていた。
プロデューサー曰く「教える側に回ることによって、今まで学んできたことを復習する」だという。
今はそのダンスレッスンが終わってロッカールームで着替えているところだ。

「ねぇ春香!千早がプロデューサーとデートするってどういうこと?」
「それがね・・・・。」
「ちょ、ちょっと春香!余計なことを・・・。」

心中ほとんど諦めかけて春香を止めるが、やはり私のことなんかお構いなしにベラベラと一部始終のことを話してしまい、真は真で春香の話を聞き込んでいる。

「なるほど、いいな~、プロデューサーとデートか。羨ましい・・・・。」
「千早ちゃんの初デートなんだから私は応援してあげたいんだけど、一緒にお誕生日パーティーしたかったし、何より相手はプロデューサーさんだし・・・。」
「だから、2人とも。デートじゃないって・・・。」

2人は私の話をまるで聞いてなどいないようで同時に「「はぁ・・・」とため息を吐いてる。

(もう付き合っていられないわ・・・・。)

そう思った私はこれ以上は何を言っても無駄だと思い、レッスンに使った飲みかけのスポーツドリンクやジャージを強引にカバンに捻じ込んで早々にこの部屋から退散した。
後ろから「ああっ、待ってよ千早ちゃん!!」なんて声の直後に「ガッシャーン!!」というけたたましい音が聞こえてきたが、無視することにした。

---------------------------------------------

「そういえば千早ちゃん。デートの時に着ていく服とか決めてあるの?」
「だから、デートじゃないわ。・・・・別にいつも通りの格好で行こうと思ってるけど・・・・。

春香とのレッスンの帰り道。春香に「プロデューサーとのデート」と言われるたびに気恥ずかしい感じがするけれど、もうなんと言っても無駄な気がするので、私は諦めかけていた。
当日の予定などを春香にしつこく根掘り葉掘り聞かれたので、私はも男の人とこうやってデートするは初めてなので色々相談していると、不意に春香がそう聞いてきた。
そして私が「いつも通りの格好で行くつもりだけど」と言うと「えぇ!!?」と自慢のリボンを逆立てて、驚きを通り越して少し怒ったような顔をする。

「ダメだよ!!せっかくのプロデューサーさんとのデートなんだから、オシャレしていかないと!!」
「で、でも私オシャレなんてわからないし・・・。」

私は春香の剣幕に少したじろいでしまう。
自分で言うのもアレなのだが私はやはり他の年頃の人たちに比べてファッションや流行に疎い。
仕事でもメイクは衣装はすべてスタイリストさんに頼っているし・・・・。

「分かったよ千早ちゃん!正直、プロデューサーさんとデートするのは複雑だけど、他ならぬ千早ちゃんの為だもん!!この天海春香、千早ちゃんのデートを全力でプロデュースします!!」

そういって春香はグッと握りこぶしを握り閉めて、まるで一昔前のスポ魂マンガのように目かメラメラと火を出そうかという勢いでそう言った。

「千早ちゃん!この後確かオフだよね?ちょっと一緒に来て!!」
「え、え、ちょっと待って春香!?どこに行くの?」
「これからデートに来ていく服買いにいこう!!」

春香は私の手をとってズンズンと本来の進行方向に逆らって、先ほど通ってきた道をまた再び戻った。
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プロフィール

ラフ・メイカー

Author:ラフ・メイカー
「Harmonics」へようこそ♪

このブログは管理人の気の向くままSSを書き散らすブログです。
二次創作として原作には存在しないオリジナルキャラクターを登場させています。
そのようなオリジナル設定に嫌悪感などがある方は、「戻る」のボタンをクリックすることをお勧めします。

現在はアイドルマスターやけいおん!のSSなどを公開しています。

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